リアル夏祭り

”貼り絵にしたものの、ちゃんと今年は本当の夏祭りに参加せねば!”と思ってたんで、丹波篠山のデカンショ祭へ行って来た。
この篠山へ訪れるのは今回が初めてではなく、20代の頃に何度かドライブで訪れており、この祭りへもちょうど20年前に1度参加している。
青春18きっぷ使い、最寄りの篠山口駅で降りたち、ここからさらにバスに乗るんだが、メインの玄関口が駅の建替えと同時に、反対側へ移った事を全く知らなかったんで、間違えて以前と同じ方向へ出てしまい、”なんでこんなに寂れてるんや?”と感じさせた。”ひょっとして反対側かも?”と反対方面行くと、こちら側だった!幸いバスにも乗れ、無事現地に着く事ができた。
バス停から会場がある城跡までは、古い土蔵造りの商店街やお寺のそばを通って行くんで、風情がある。夜の古い町並みもイイもんだ!
会場は城跡の広場。もう既に、デカンショ節のお囃子や唄が流れ、たくさんの人たちが櫓を囲んで踊っている。私も輪ん中に入って踊りだした。老若男女、ゆかた姿やハッピ姿、普通の格好した様々な人々が、”デカンショ~ デカンショ~ で半年暮ーらぁーす~ぅ 、ヨイヨイ”と踊ってる。ダンス下手でしかもリズム感のない私には、踊りの手の内や足の運ばせ方が少しやりにくかったが、やってるうちに大体コツは掴めてきた。エアロビやボクササイズよりも楽なのにも関わらず、汗びっしょりになった。また、「独り身なんで、こうやって恥じも外聞もなく踊ってるが、もし彼女がいたとしたら、やはり一緒に踊らせるんだろうか?」という疑問も沸いた。
踊りが終わり、花火タイム。隅田川やPLランド等でやる花火大会とは違い、あくまでデカンショ祭イベントの中の1つであるんで、時間は短いんだが、それでも写真のような美しい花火がたくさん打ち上げられた。
その間、出店のフランクフルトや塩バター炒めの鶏肉を食べていたが、花火に夢中になってたのと、その後また、デカンショ節の踊りタイムが始まったので、ソレだけしか口にしなかった。
もう少し早く来てれば、ラーメンやカレー、焼きそば等他にいろんなモン食う事が出来たかも知れんな。
そして、また踊る!地元の人間でもないクセして、またもや図々しくも躍らせていただきました!ま、いわゆる一種の大規模なジャパニーズクラブイベントだな。
2度目の踊りが終わり、次は太鼓のお囃子。逞しい体の若い男の他、背の高い女性も前後左右に動きまわりながら叩いており、こういう日本古来の伝統芸能に取り組んでる若い人たちも健在で何よりだ。知ってのとおり、私はロックがメインだが、やはり楽器の類の音は、ジャンルを問わずに惹きつけられる。コチラも最期まで見たかったのだが、帰りのバスが心配なんで、残念ながら1回目だけしか見れなかった。
“夜店のたつ日は特別で、今の原宿を歩くより胸がワクワクした。”と、紙ふうせんの後藤さんがCDアルバムの解説でおっしゃられてましたが、ほんとそうだ。原宿や渋谷はいつでも行けるし、いつでも何かやってるが、お祭りはそうはいかない。以前の日記でも述べたとおり、私は住宅地で生まれ育ったんで、お祭りとはあまり縁がなく、TVで中継見ても、「こんなんドコがおもろいの?」という否定的な思いしか抱かなかったが、今回のお祭りで、ソレが見事に覆された。
また、お祭りとは別に、篠山へはここ十数年訪れていなかったので、また訪ねてみたい。バス停から会場までのあの古い町並みを、今度はじっくりと見てみたいのだ。保湿でケア 胸元ニキビ
さあ、明日からも頑張るぞー!